こしの都の風 こしの都文化事業実行委員会オフィシャルサイト

出演アーティスト
「文化観光交流」締結記念事業-1
D-Kライブ&こしの都伝統文化交流祭 IN 剱神社
【開催日時】 2010年9月4日(土)18時30分~
【場    所】 越前国二の宮 剱神社(福井県丹生郡越前町織田)
 「D-Kライブ&伝統文化交流祭in劔神社」が9月4日、越前町の劔神社で開催されました。D-Kとは、建造物や自然に模様を映し出す光のアート。偶然の連続で作り出される模様は地球の自転と同じ速度で変化し、二度と同じものは見られないといわれています。
はじめに地元の明神ばやし保存会の子供達が力強いバチさばきを披露。その後、韓国伝統芸能グループ・プッコチュと福井県雅楽会が息のそろった演奏や優雅な舞で会場を魅了しました。最後は日本舞踊家・藤間信乃輔さんとプッコチュ・趙裕美(ちょうゆみ)さんによる融合の舞。プッコチュのみなさんが奏でる音楽にのせ、日舞と韓舞が共演しました。
この日、会場を訪れた大勢の観客は、子供たちが描いた和紙行灯の絵を見たり、D-Kが描き出す幻想的な空間をゆっくりと楽しむなど、一期一会の幽玄な空間を堪能していました。
DKライブ
明神ばやし
青木豊昭先生
プッコチュ
福井県雅楽会
藤間信乃輔とプッコチュ

出演アーティスト
「長谷川章 氏」写真
 日本民間放送連盟TVCM部門最優秀賞をはじめ数々の賞を受賞。NHK大河ドラマ「琉球の風」ほかニュースやスポーツタイトルをはじめ、中国中央電視台(CCTV)のステーションロゴやTVCMなどを数千本制作。後に日本人の持つ無常の精神から時空を超えた芸術D-K(デジタル掛け軸)の創始者となる。現在、人間という生物のリズムを取り戻す新しいD-Kライブインスタレーションを世界遺産など世界各地で開催している。

「忠清南道国楽団」写真
忠清南道国楽団
 扶餘郡(プヨグン)忠清南道(チュンチョンナムド)国楽団は、韓国伝統文化の継承と発展、そして国楽ファンの拡大を目的として、1994年に団員40名の規模で創設された忠清南道の道立芸術団。 組織としては器楽部、ソリ部、プンムル部、舞踊部がそれぞれ活動しており、百済文化が息づく扶餘郡が管理・運営している全国有数の芸術団である。
  毎年100回あまりの国内外での上演活動や定期上演を実施しており、これまで合計1,500回以上の上演を通じて、世界に向けて韓国音楽の紹介に努める。
 また、毎週土曜日には無料の常設上演を実施するなど、忠清南道の住民のみならず、扶餘を訪れる観光客のためにも、常に身近なところで活動する公立芸術団として運営されている。

「藤間信乃輔 氏」写真
 越前市生まれ。平成6年家元・藤間紫師より藤間信乃輔の名を頂き、平成9年師範を許される。16歳での国立大劇場出演を契機に日本の古典芸能に興味を持つ。現在、日本舞踊を中心に様々なジャンルとのコラボレーションにチャレンジ。国立大劇場をはじめ歌舞伎座、永観堂などでの公演やパリ、ロンドン、テキサスなど国内外で活躍。 金沢、東京、京都、会津若松などに稽古場をもち、精力的に活動中。2007年開催されたこしの都千五百年大祭(伝統文化交流祭)においても出演すると共に童の舞いを指導。

「福井県雅楽会」写真
福井県雅楽会
 1500年にわたり伝わっている日本最古の古典芸能、雅楽を伝承普及し福井県の文化向上も目指す雅楽団体。
1901年(明治34年)武生雅楽会として創立。1960年(昭和35年)4代目楽長大瀧兼紫が福井県雅楽会と改名 宮内庁楽部の東儀兼彦に師事する傍ら雅楽愛好家を募り、数年毎に雅楽を中心とした雅楽公演を開催している。
 2002年(平成14年)創立100周年公演を開催しNHKにてドキュメント番組が放送された。2007年(平成19年)継体大王即位1500年にあたり当時の雅楽をイメージした曲、継音宛を大瀧兼紫楽長が作曲、記念行事にも披露した。2009年(平成21年)5代目楽長に大瀧雅樹が就任。雅楽をもっと身近な音楽にしてもらおうと活動を継承している。