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交流祭について
レポート
第二回 こしの都 子ども伝統文化交流祭
開催レポート
 11月23日、第2回「こしの都子ども伝統文化交流祭」を越前市のいまだて芸術館で開催しました。伝統芸能の保存・継承と、その未来を担う子ども達の育成を目的に企画したこの催し。今回は越前市から越前万歳保存会・岡太講(おかもとこう)子ども育成会・はながたみ子供太鼓、鯖江市から十の池太鼓、越前町から八田(はった)獅子舞保存会・明神(みょうじん)ばやし保存会・八坂神社願人坊踊(やさかじんじゃがんじんぼうおどり)保存会が出演。また、特別ゲストには勝山市から勝山左義長ばやし保存会を招き、計8団体がその地に脈々と受け継がれてきた貴重な伝統芸能を披露しました。
普段は地域の祭りや神事などに出演している各団体が、一堂に会したこのステージ。それぞれ地域の誇りを胸に、熱気あふれるパフォーマンスを繰り広げました。

はながたみ子供太鼓
岡本講子ども育成会
勝山左義長ばやし保存会
松の花音頭

 フィナーレには、出演団体全ての子どもたちと越前市の認定こども園あわたべの園児が登場。東日本大震災の大津波に耐え抜いた「奇跡の一本松」が題材の盆踊り「松の花音頭」を披露しました。子どもたちは振り付けを担当した越前市出身の舞踊家さんと元気いっぱい踊り、会場は大いに盛り上がりました。
 近年社会を取り巻く環境の変化によって、これらの貴重な伝統芸能が失われつつあります。この催しを通じて現在まで脈々と受け継がれてきた当地の伝統文化の素晴らしさを知っていただくこと、またこの故郷の宝がいつまでも継承されることを願い、これからも伝統芸能の未来を担う子どもたちを応援していきたいと考えています。

第二回 こしの都 子ども伝統文化交流祭
ふるさとの伝統を受け継ぐ子ども達の祭典
丹南地域は、世界でも稀な伝統産業を中心とした伝統文化の集積地です。これらの文化は、先人達の絶え間ない努力により、脈々とこの地に受け継がれてきたもので、丹南地域の貴重な財産です。しかし近年、社会を取り巻く環境が劇的に変化し、これらの伝統芸能や伝統行事の継承が難しくなり、徐々に簡素化されていくなど、かけがえのない伝統が失われつつあります。地域の祭りなどで披露される伝統芸能は、それぞれに地域に根差した深い意味があり、地域の誇りです。丹南ケーブルテレビでは、地域の貴重な伝統文化の保存と継承、地域文化の未来を担う子ども達の育成を目的に、こしの都子ども伝統文化交流祭を開催します。
出演団体紹介
岡太講子ども育成会

岡太講子ども育成会

越前市
古来より紙祖神川上御前を祀る岡太(おかもと)神社の祭礼では、神事の効能を高める「湯の花神楽」として猿楽風の舞や田楽を演じていました。この伝承神事芸能を平成4年の大祭を期に「紙能舞」「紙神楽」として復活させました。川上御前より伝授された紙漉きの技を讃えその所作を演じ、神前に奉納しています。

八坂神社願人坊踊保存会

八坂神社願人坊踊保存会

越前町
願人坊とは江戸時代に活躍した下級の坊さんのことで、頼まれたものに変わって伊勢神宮へ代参する代願人の坊主という意味からつけられたものです。現在は天王・宝泉寺区の男子に受け継がれています。男子数名が鉢巻をし、浴衣を着て、前垂れをつけて後ろ結び下げの襷をかけます。囃子方は壮年の男連中で、鳴り物は締め太鼓、拍子木、鉦鼓、手摺などを用います。囃子は祇園囃子と呼ばれていますが、豊年踊り、お客さん、住吉踊り、伊勢音頭などがあります。

はながたみ子供太鼓

はながたみ子供太鼓

越前市
1994年に伝統的な文化の継承と、子どもたちの郷土愛の育成を目的に結成され、現在のメンバーは年中組から小学6年生までの24名。粟田部の伝統行事『おらいし』では、お囃子隊として山車行列の先導役を務め、春夏の2回行われる「はながたみまつり」など多数のイベントで太鼓を披露し、演奏に磨きをかけています。太鼓が大好きなメンバー全員、気持ちをバチに込めて一生懸命演奏します。

八田獅子舞保存会

八田獅子舞保存会

越前町
越前町八田の総宮柳田神社の秋の祭礼に奉納される伝統芸能で、福井県無形民俗文化財に指定されています。この獅子舞は、他から伝わってきた芸能を八田地区で育てなおして、この地に根付かせたもので、現在は八田獅子舞保存会を結成し保存・伝承されています。獅子舞の役割は、「舞い」「笛」「太鼓」とあり、親から子、子から孫へと伝えられています。

越前万歳保存会

越前万歳保存会

越前市
越前万歳は越前市味真野地区や上大坪地区に伝えられた新春の祝福芸で、国の無形民俗文化財に指定されています。扇を持った太夫と小さい締め太鼓を持った才蔵のコンビが掛け合うのが特徴で、現在は越前万歳保存会が伝承しています。越前万歳こども教室ではこの万歳をいつまでも伝えていこうと、地元味真野地区の小中学生が練習に励んでいます。

十の池太鼓

十の池太鼓

鯖江市
鯖江の古社・神明社にある池「十の池」にちなみ名付けられた「十の池太鼓」。その子どもチームとして太鼓大好きっ子が集まり活動しています。お祭りやイベントなどでは、大人に負けないよう一生懸命太鼓を披露しています。たくさんの人たちに太鼓を見てもらうことで、楽しさと喜びを感じています。元気いっぱいで、息の合ったバチさばきとリズムをお楽しみください。

明神ばやし保存会

明神ばやし保存会

越前町
越前町織田の越前二之宮劔神社では約350年前から、豊年が3カ年以上続いたときに「お渡り式」と称する神事が行われてきました。近年は「明神ばやし」として引き継がれ、昭和46年に福井県無形民俗文化財に指定されました。現在の「明神ばやし」は、この「お渡り式」から切り離し、大人の太鼓打ち以外に、地太鼓打ち1名、笛3名、子どもの太鼓打ち12名から構成され、毎年10月9日の劔神社秋季例大祭に奉納しています。

勝山左義長ばやし保存会

勝山左義長ばやし保存会

勝山市
勝山市で毎年2月の最終土日に行われる「勝山左義長」は、規模も大きく日本三大左義長ともいわれ、福井県無形民俗文化財に指定されています。この祭りでは12基の太鼓櫓(やぐら)が建ち並び、この上で演じられるのが「勝山左義長ばやし」です。楽しく浮かれながら太鼓を打つ「浮き太鼓」が特徴で、太鼓に人が座る事や、長じゅばんを着ることなど、全国のまつりや太鼓の中でも他に例が無く、とても珍しい郷土芸能です。

フィナーレ 粟田部認定こども園の園児たち


開催概要
【開催日】 終了しました
【開 場】 12:30
【開 演】 13:30
【入場料】 無料
【特別後援】 国連の友アジアパシフィック
【後 援】 福井県、越前市、鯖江市、越前町、福井県教育委員会、越前市教育委員会、鯖江市教育委員会、越前町教育委員会、福井新聞社 NHK福井放送局、FBC福井放送、福井テレビ

震災復興へのメッセージ
奇跡の一本松への願いを込めて
「松の花音頭」
藤間信乃輔
粟田部認定こども園の園児たち

会場
いまだて芸術館
福井県越前市粟田部町11-1-1