12月23日(土)に本プロジェクトの1日目の共同制作日が、越前市生涯学習センターeホールで開催されました。
越前市、鯖江市、越前町の各地区から抽選で選ばれた28名の子どもたちが保護者と共に一堂に会しました。
初めに、運営チームより本プロジェクトの趣旨や注意事項を説明させていただきました。
続いて子どもたち一人ひとりが自己紹介を行い、本プロジェクトにかける意気込みを発表しました。
その後、プロジェクトリーダーの進行のもと、抽選によるチーム分けが行われました。
予めチームごとに担当場所が決まっているため、越前たけふ駅や道の駅、ターミナルなどの担当場所に分かれて共同制作が始まりました。
子どもたちは初め、緊張した面持ちでしたが、初対面のチームメンバーともすぐに打ち解け、相談しながら大変熱心に制作していました。
想像以上のスピードで形になっていくことを目の当たりにし、子どもたちの発想の柔軟性や技術力の高さに感心しました。
今回は初の試みとして、北陸新幹線からの脱出ゲームを制作する予定です。今から完成が大変楽しみです。
1月7日(日)に本プロジェクトの2日目の共同制作日が、越前市生涯学習センターeホールで開催されました。
今回は制作に入る前に、ふるさと教育の一貫として、こしの都に関するVTRを視聴しました。
子供たちは時折頷きながら、熱心にVTRを見て、ふるさとについて学びを深めていました。
その後、チームごとに制作の続きを再開しました。
1日目の共同制作日の後に、多くの参加者が自主的に越前たけふ駅へ足を運び、調査してきたとのことでした。
調査した内容を元に、写真だけでは分かりづらい配置や素材感などを制作に反映していました。
既に駅舎などの外側は概ね完成しており、残りの2週間で内側の制作や細かいブラッシュアップが行われる予定です。
素敵な越前たけふ駅の完成を楽しみにしています。
1月20日(土)に本プロジェクトの最後の共同制作日が、越前市生涯学習センターeホールで開催されました。
イベント開始後2時間かけて、子どもたちは協力して越前たけふ駅の仕上げに取り組みました。
今回は初めて、保護者の皆さんに子どもたちが制作したワールドを体験していただくコーナーを設けました。
たくさんの保護者の方が参加いただき、不慣れな操作に四苦八苦しながらも、子どもたちが制作したワールドを探索していました。
当社人気番組「えのへいの おっけオッケ それOK!」の収録も行われ、番組内でインタビューに応じた子どもたちは思い思いに制作の感想やこだわりのポイントについて答えていました。
15時になり、目標どおりに越前たけふ駅や北陸新幹線からの脱出ゲームが見事に完成しました。
駅舎や道の駅は、内部まで精巧に再現されており、実際の写真と見比べた際に再現性の高さに驚きました。
その後、運営チームやサポーターの納庄さんから講評をいただき、子どもたち一人ひとりの感想の発表が始まりました。
自分の担当場所にかけた思いや工夫した点など様々な感想を聞くことができ、子どもたちの情熱が伝わってきました。
保護者からは「何もないところから子どもたちが協力して作り上げたことに感動した」、「みんなでひとつのものを作ることで子どもたちの世界が広がる」など大変ご好評いただきました。
最後に参加者全員で記念撮影をして閉会の予定でしたが、「えのへい」に出演されている前田一平さんからサプライズで曲のプレゼントがありました。
本プロジェクトを題材とした、即興とは思えない素敵な曲を演奏いただき、会場は盛り上がりをみせました。
今回制作したワールドを通じて、たくさんの人が当地域を知っていただく機会になりましたら幸いです。
お忙しい中、イベントにご参加いただきありがとうございました。