7月8日(土)に本プロジェクトの1日目の共同制作日が武生商工会館の会員サロンで開催されました。
越前市、鯖江市、越前町の各地区から抽選で選ばれた25名の子どもたちが保護者と共に一堂に会しました。
当初20名の募集でしたが、100名を超える応募があり、急遽増員して25名での開催となりました。
初めに、運営チームより本プロジェクトの趣旨や注意事項を説明させていただきました。
続いて子どもたち一人ひとりが自己紹介を行い、本プロジェクトにかける意気込みを発表しました。
その後、納庄リーダーの進行のもと、班決めが行われました。
サンドーム本体やゲートウォール、管理塔、防災センターなど子どもたちは思い思いに自分の制作したい場所を決めると、6年生を中心としたチームに分かれて共同制作が始まりました。
子どもたちは初めは緊張した面持ちでしたが、初対面のチームメンバーともすぐに打ち解け、相談しながら大変熱心に制作していました。
想像以上のスピードで形になっていくことを目の当たりにし、子どもたちの発想の柔軟性や技術力の高さに感心しました。
次回はサンドーム福井のバックヤードツアーが開催されます。大変楽しみにしています。
7月17日(月・祝)に本プロジェクトの2日目の共同制作日が開催されました。
日程の説明後、サンドーム福井のご協力により実現したバックヤードツアーが開催されました。
人数が多いため2班に分かれて、解説を交えていただきながら、普段見ることができない場所を次々と案内していただきました。
サンドームの様々な場所で、丹南地域の伝統産業の技術が取り入れられており、地域の歴史や文化の継承につながっていることを学ぶことができました。
イベントホールでは、座席を電動で動かすところや、サンドームの天井に続く長い階段に上るなど貴重な経験をさせていただきました。
猛暑日だったため、天井近くは大変暑くなっていましたが、参加者は水分補給をしながら楽しそうに参加していました。
アーティストや芸能人、皇室などが利用する特別室にも案内いただき、参加者は来賓用のソファに座って熱心に記念撮影をしていました。
1時間程でツアーは終了し、多くの参加者から「参加して良かった」という意見をいただきました。
その後、マイクラ上で制作の続きを行いました。
実際のサンドームを見学したことで色味や素材感、形など写真では分からなかったことが分かり、子どもたちはすぐに制作に反映していました。
次回は共同制作日の最終日となります。どんな素敵なサンドーム福井ができるのか楽しみにしています!
7月30日(日)に本プロジェクトの最後の共同制作日が越前市役所eホールで開催されました。
イベント開始後2時間かけて、子どもたちは協力してサンドーム福井の仕上げに取り組みました。
保護者と共にエクセルを駆使して、イベントホールの内部をドット絵で作り、ブロックの配置を厳密に設計して構築するなど子どもたちの発想や工夫に大変関心しました。
サンドーム福井は制作範囲が広いため、無事に完成するのか不安でしたが、子どもたちの懸命な取り組みにより、大変かっこいいサンドーム福井が無事に完成しました。
今回は初の試みとして班ごとに、マイクラ内でお気に入りのフォトスポットを選んでもらい、選んだ地点で集合写真を撮影しました。
子どもたちのお気に入りのアバターが仲良く並んで撮影をする姿は新しいコミュニケーションの形を感じるものでした。
その後、納庄リーダーや越前市役所の波多野様から講評をいただき、子どもたち一人ひとりの感想の発表が始まりました。
自分の担当場所にかけた思いや工夫した点など様々な感想を聞くことができ、子どもたちの情熱が伝わってきました。
保護者からは「大変素晴らしい取り組みなので今後も継続して欲しい」、「ゼロから1を作り上げるいい経験になった。子どもたちがこれから日本の未来をつくることにつながる」など大変ご好評いただきました。
最後に参加者全員で記念撮影をして閉会となりました。お忙しい中、イベントにご参加いただきありがとうございました。