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こしの都クラブニュース
レポート
開催終了

こしの都クラブ創立10周年記念
第21回 こしの都文化サロン報告

【日時】 2018年12月2日(日)
【会場】 武生商工会館(越前市)
 

 地域の歴史文化を学び継承していこうと活動する市民団体・こしの都クラブは昨年12月2日、創立10周年を祝う文化サロンを開催しました。
 会ではまず、三田村俊文会長が「クラブでは会員の親睦を深める中で丹南の歴史を学ぶ活動を行っている。皆様のおかげで10周年を迎えることができた」とあいさつし、これからの益々の発展を願いました。

 今回は創立時から交流を行っている百済最後の都・韓国扶余郡から百済伽耶琴演奏団を招いての10周年記念ステージです。
 はじめに県内のミュージシャンが結集した「こしの都楽団」が、丹南地域の魅力を表現したオリジナルイメージソングを披露しました。
 続いて百済伽耶琴演奏団が登場。華麗な演奏を繰り広げました。
 このグループは2007年に創立、現在は国内のみならず世界中に韓国伝統文化のすばらしさを伝えています。
 演奏ではオリジナル曲をはじめ韓国の童謡、洋楽メドレーなどを披露。
ステージの最後にはコラボレーションステージとして、日本の曲「さくらさくら」と韓国の曲「アリラン」を互いに歌い合い、参加したおよそ120人の会員は音楽を通じて互いのすばらしい文化を感じ取っていました。

 こしの都クラブ事務局では10周年を迎え、これからも地域文化を学び、交流を広げながら、会員の皆様に楽しんでいただけるよう取り組んで参ります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。






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地域にふれる旅
日帰りバスツアー
開催レポート

第3回 日本海交流と百済王の娘・自在女(じざいめ)伝説(越前町米ノ~越前市白山地区)
【日 時】2018年10月29日(月)
 

故郷の歴史を知り再考しようと、こしの都クラブが自主企画で実施している「地域にふれるバスツアー」。第3回目は越前町から越前市白山地区に伝わる【自在女(じざいめ)伝説】の地を巡るもので、クラブ会員26名が参加しました。

【自在女(じざいめ)伝説】とは百済王の娘・自在女が国難を避けるために干飯浦(現在の米ノ)に上陸。安住の地を求めて奥地へ進み、二階堂白山神社(越前市二階堂町)を創建された…という物語です。
地元で調査研究を行った中橋鍈治さんに、越前町米ノの海岸線からバスを走らせ、越前市白山地区へと向かう道中にあるゆかりの地を案内していただきました。

■解雷ヶ清水(けらがしょうず)(越前市千合谷町)
自在女が神仏に念じたところ雨が降り出し、落雷の響きとともに岩間から清水が湧き出たという伝説が残されています。
■二階堂白山神社(越前市二階堂町)
縁起によると創建前の7世紀中頃に自在女が凶作・疫病であえぐ郷民に干飯を供し、解雷ヶ清水で米を炊き救い助けたとあり、神社の起源としているとのこと。


解雷ヶ清水(けらがしょうず)
右近家 通り

二階堂白山神社

また道中、平成29年に日本遺産に認定された「北前船主の館・右近家」(南越前町河野)も訪問。船主の屋敷が立ち並んだ町並みを歩くと、まるでタイムスリップしたような気分になりました。

こしの都クラブではこれからも地域の歴史・文化を見つめ直し、次世代につなげる交流の輪を広めていきます。

レポート
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韓国百済交流ツアー
開催レポート

【日 時】2018年9月13日(木)~9月16日(日)
 

こしの都クラブが交流を深めている韓国・扶余(プヨ)を旅する交流ツアーが9月13日から3泊4日の日程で行われました。 今年で10年目となるこのツアー、台風24号の影響でスケジュールが一部変更となるなか、30名の皆様にご参加いただきました! まず向かったのは朝鮮王朝発祥の地で1200年以上もの歴史がある街・全州(チョンジュ)。 宿泊は韓屋といわれる韓国の伝統的な家屋で、趣深い宿での一泊は、よい思い出となりました。


参加者全員で記念写真
趣ある韓屋にて記念写真

続いて訪ねたのは益山(イクサン)。扶余と同様「百済歴史遺跡地区」として世界遺産に登録されています。展示館では百済時代創建の仏教寺院・弥勒寺(ミルクサ)から発掘されたすばらしい文化財を見学。また国宝に指定されている韓国最大かつ最古の石塔を間近に眺めることができ、その歴史の深さに感銘を受けました。

弥勒寺址の発掘品をじっくり眺める

今回のツアーでは、こしの都クラブと扶余百済文化交流協議会との民間友好交流5周年を記念しセレモニーが開かれ、互いの友好関係を誓い合いました。また韓国伝統楽器・サムルノリの体験も。夜には韓国三大祭の一つ、「百済文化祭」を見学。音と光とパフォーマンスの融合に一同びっくり!花火も打ちあがり、スケールの大きなイベントを楽しみました。

伝統楽器・サムルノリ体験

百済文化交流協議会・閔会長と寺﨑交流委員長

こしの都クラブは今年設立10周年、扶余との民間交流5周年を迎えました。 これからも地域の歴史・文化を学ぶとともに、会員同士の交流、親睦の輪を広げていけたらと考えています。

こしの都文化サロン
お知らせ
第21回 こしの都文化サロン
参加者募集
【日  時】 平成30年12月2日(日)
【開  会】 午前11:00(受付 午前10:30)
【会  場】 武生商工会館 4階パレットホール(越前市塚町101)
       ※2時間以内無料駐車場あり
【参加資格】 平成30年度 こしの都クラブ会員様
【入場料】 こしの都クラブ会員様 無料(要事申し込みが必要)
       ※非会員の方は当日受付にて入会手続きをお願いします。(年会費1,500円)
【定  員】 120名
【申込締切】 平成30年11月26日(月)
【申込先】 こしの都ネットワーク 地域貢献企画室
       TEL:0778-51-0101まで

年2回開催の「こしの都文化サロン」。今回はクラブ創立10周年を記念し、創立当時から交流を行っている韓国 百済最後の都が置かれた街・扶余<プヨ>から「百済伽耶琴<カヤグム>演奏団」をお招きし、スペシャル公演を行います。ぜひすばらしいステージをお楽しみください。なおこしの都文化サロンへの参加はこしの都クラブ会員様限定となっております。ご入会希望の方は事務局までお電話ください。ご入会手続きをご案内します。

スペシャルゲスト
百済伽耶琴演奏団
百済伽耶琴
演奏団
2007年創立、韓国伝統芸能の大衆化、現代化、世界化をモットーに、斬新で独創的なレパートリーで国内のみならず海外に韓国伝統音楽を広めている。2010年のG20世界観光長官会議では韓国を代表して公演。2015年のイタリアのベニスビエンナーレ公演及び2016年のパリユネスコ本部招待公演など、各ステージで大成功を収める。また『世界氷フォーラム』では世界10ヵ国の大統領の前で公演し、韓国最高の演奏であると激賛された。2017年には、優秀な芸術団体に授与する「文化体育観光部長官賞」を受賞しており、まさしく韓国伝統音楽の美を世界に伝える役目を果たしている。
ツアー
お知らせ
地域にふれ、地域を知る一日。
第3回地域にふれる旅 参加者募集
(行先 / 南越前町河野~越前市白山地区 方面)
【日 程】平成30年10月29日(月)朝9時00分出発
【集 合】朝8時50分 / 武生商工会館駐車場(越前市塚町101)
【参加費】5,500円(昼食・小型バス代・現地ガイド代込)※当日お支払い
【対 象】平成30年度こしの都クラブ会員限定
【募 集】26名【締 切】平成30年10月15日(月)必着
     ※但し、締切前でも定員に達し次第募集は終了します。
【案 内】中橋鍈治氏(元教員)/二階堂 白山神社宮司
こしの都クラブは、「私たちの故郷・丹南を楽しみながら学び、語り、広げ、次代に繋げる」ことを目指しています。今回で三回目となる「地域にふれる旅」は、百済から海を渡りこの地に到着したという百済王の娘「自在女(じざいめ)」の伝説の地を巡ります。
ぜひ地域の歴史を楽しく学んでみませんか?

 行程
10
/
29

(月)
【集合】8:50 出発9:00

①右近家(南越前町)界隈散策 ※ガイド付き

②昼食(浜の海鮮を堪能)

③自在女伝説の地 越前町米ノ

④自在女伝説の地 解雷ヶ清水(越前市)※5分ほど歩きます

⑤自在女伝説の地 二階堂白山神社(越前市)

【到着】16:00頃(武生商工会館)
(注意) ■雨天決行。但し荒天時は中止の場合あり。
■雨具・寒さ対策をお願いします。
■歩き易く、滑りにくい靴でご参加下さい。
■小型バスを利用。補助席も使用します。
■予定は変更が生じる場合があります。

お問合せ/お申込み
こしの都クラブ事務局

TEL:(0778)51-0101
またe-mailでもお申込受付いたしております。
<e-mailでのお申込方法>(24時間受付)
明記の上、 まで送信お願いいたします。

ツアー参加者募集
開催終了
韓国百済交流ツアー
参加者募集
[日程] 2018年9月13日(木)~9月16日(日)
[募集人数] 限定30人

【ポイント】
(1)韓国扶余と観光交流締結をしている「こしの都クラブ」だからこそのこだわり満載!
(2)大百済文化祭の前夜祭(花火大会)や開会式(歴史文化行列)への参加!
(3)当ツアー初の韓国第三の都市「大邱(テグ)」を楽しむ!



旅行費用
こしの都クラブ会員様特別価格
110,000円
(税抜)
※クラブ会員様以外の方
120,000円(税抜)
※1人部屋は32,000円の追加料金が必要となります。
※現地空港税・日本の空港施設使用料・燃料サーチャージが別途必要です。

■お申込み受付後、旅行会社(日本旅行ツーリスト福井支店)から確認のご連絡を差し上げます。なお、有効のパスポート(残存期間が韓国入国時に3ヶ月以上)をお持ちでない方は、早急にお手配ください。
■旅行会社が事前に「ツアー説明会」を開催いたします。詳しい日程については、決まり次第お知らせします。
■行程・食事内容について、若干変更が生じる場合があります。ご了承ください。
お申込方法
参加ご希望の方は、下記事務局までお電話ください。申込書類を送付します。
お申込み締切
2018年7月25日(水)

※募集定員に達した場合は、お申込み受付を終了させていただきます。


お問合せ/お申込み
こしの都クラブ事務局

TEL:(0778)51-0101
またe-mailでもお申込受付いたしております。
<e-mailでのお申込方法>(24時間受付)
明記の上、 まで送信お願いいたします。

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第5回 日帰りバス旅行 実施報告

【日 時】 平成30年5月9日(水)
【行き先】 滋賀県湖北~湖東~湖南
 

丹南地域の歴史にゆかりある県外の地を訪れ、そのルーツを学ぶことを目的に毎年実施。第5回目となる今回は、当地域同様、歴史的遺産ひしめく滋賀県の国宝を訪ねました。
まず訪れたのは、向源寺(こうげんじ)[長浜市高月町]。現地のガイドに「観音の里」と呼ばれる地域の歴史をご説明いただいたあと、境内の渡岸寺(どうがんじ)観音堂に安置される国宝 十一面観音を拝観。地域住民が土中に埋めるなどして幾多の戦火から守り受け継いだという観音様のその美しい佇まいに、参加者はじっくりと見入っていました。また、そこからほど近いところにある高月観音の里歴史民俗資料館では、湖北の文化財について知識を深めました。


渡岸寺観音堂
 

続いて向かったのは、善水寺(ぜんすいじ)[湖南市]。豊かな自然に囲まれ国宝にも指定されている本堂では、ご住職から仏像に関するお話をうかがいました。ご本尊の薬師如来座像は秘仏のため拝めませんでしたが、30体を超える梵天・四天王・不動明王など、貴重な仏像の数々を鑑賞することができ、とても贅沢な時間が過ごせました。また、本堂横の日本庭園には寺の名前の由来にもなった湧き水が。参加者たちの旅の疲れを癒しました。

善水寺本堂前
 

病気平癒の湧き水

最終訪問先は、苗村(なむら)神社[竜王町]。雄大な楼門をくぐると、国宝 西本殿をはじめ由緒ある建築物が参加者たちを出迎えました。こちらでも現地ガイドの熱心なご案内のもと、境内の見学を行いました。また、明るく開けた西本殿とは対照に、静寂な森に囲まれた東本殿では、神聖な雰囲気を感じた参加者も多かったようです。

重要文化財の楼門
国宝の西本殿前

西本殿内
丹塗りの東本殿

道中天気が心配されましたが、幸いなことに傘の出番はなく気持ちよく旅先を巡ることができました。 見聞を深めるとともに参加者同士の親睦が深まった旅となりました。次回もお楽しみに!

レポート
開催終了

第20回 こしの都文化サロン報告

【日時】 平成30年4月22日(日) 午後2時~4時
【会場】 鯖江市嚮陽会館
 

20回目の節目となる「こしの都文化サロン」を4月22日、鯖江市嚮陽会館で開催しました。これは、地域の歴史文化を愛する会員の皆さんに、交流と学びの場をご提供しようと、春と秋の年に2回開いているものです。

今回、オープニングの音楽ゲストとしてご登場いただいたのは、福井サクソフォン研究会の皆さん。サックスをこよなく愛するメンバー約20名が集まり、県内外の数々のアンサンブルコンテストで金賞ほか優秀な成績を収めています。この日は、メンバー5名が数種類のサックスを使いハイレベルなアンサンブルを披露。柔らかく温もりあるハーモニーに加え、力強い低音、軽やかな高音と幅広い音色を響かせてくれました。

続く「こしの都塾」のコーナーでは、こしの都ネットワーク(旧:丹南ケーブルテレビ)より、今年開局20周年を迎えるにあたって制作する番組「合田道人(ごうだ みちと)の こしの都 神社の謎」についてご紹介。神社への造詣が深い歌手の合田さんを迎え、5月から月に1度のペースで丹南の神社の知られざる魅力を発信していきます(初回放送は5月26日から)。また、丹南地域に集積する伝統工芸の源流の地として、かねてから交流を重ねている韓国・扶余(プヨ)へのツアーについてもご紹介。詳しくは、追ってお知らせいたします。今年は、交流開始から10周年を迎えるとあり、充実した内容になるよう事務局で準備を進めています。

そして、メインの講話ゲスト、薬師寺(奈良県)の副執事長・大谷徹奘(おおたに てつじょう)師が登場すると、会場はいよいよ熱を帯び始めました。全国を飛び回り、ユーモア溢れる話し振りで人気の大谷師。「幸せの条件」をテーマに、仏教の世界を大変分かりやすくお伝えくださいました。価値観の違いを受け入れ心を穏やかにするためのコツや、家族ら身近な人々もよっぽどのご縁があってこそ巡り会えていることなどをお話しいただくと、中には涙を拭う姿も。約1時間の充実した講話となり、会員の皆さんからも好評をいただきました。

現在、平成30年度の会員を募集しています。興味のある方、活動内容など詳しくは、お気軽に事務局までお問合せください。お待ちしています!




こしの都文化サロン
お知らせ
第20回 こしの都文化サロン
開催のご案内
【日  時】 平成30年4月22日(日)
【時  間】 午後2時~(受付/午後1時30分~)
【会  場】 鯖江市嚮陽会館 多目的ホール(桜町2丁目7-1)
       ※2時間以内無料駐車場あり
【参加資格】 平成30年度 こしの都クラブ会員様
【入場料】 無料(要事前申込)
       ※非会員の方は当日入会手続き後、ご入場できます。(要事前申込)
【定  員】 120名様
【申込締切】 平成30年4月17日(火)
【申込先】 こしの都ネットワーク 地域貢献企画室
       TEL:0778-51-0101まで

年2回開催の「こしの都文化サロン」。今回は、薬師寺(奈良県)で副執事長を務める大谷徹奘師を迎え、「幸せの条件」をテーマに講話を開催します。全国各地で年間数百回もの法話会を行っている大谷師。その法話は、ユーモアたっぷりでやさしく分かりやすいと評判!薬師寺の魅力についてもお話しいただけます。この機会にたくさんの方のご参加をお待ちしております。(会員の皆様はクラブ会報に同封の出欠ハガキにてご返信ください。)

講話ゲスト
大谷 徹奘 師
薬師寺 副執事長
大谷 徹奘 師
おおたに  てつじょう    
講話テーマ「幸せの条件」
昭和38年(1963年)、東京都江東区にある浄土宗の重願寺住職・大谷旭雄の次男として生まれる。芝学園高等学校在学中17歳の時、故・高田好胤薬師寺和上に師事、薬師寺の僧侶となる。龍谷大学文学部仏教学科卒業、同大学院修士課程修了。1999年春から全国各地で「心を耕そう」をスローガンに法話行脚中。2003年薬師寺執事に就任、そして2017年には薬師寺副執事長に就任し、現在に至る。その他、奈良少年院・大阪矯正管区篤志面接委員や龍谷大学非常勤講師も務める。著書に「静思のすすめ「修しながら行むから修行という」「そうだったのか!般若心経」「こころの薬箱」「よっぽどの縁ですね」などがある。

音楽ゲスト
福井サクソフォン研究会
福井サクソフォン研究会
2008年に福井県内のサクソフォン愛好家が集まり結成。音楽監督として世界的サクソフォン奏者の宗貞啓二氏を迎え、小編成アンサンブルから福井県内唯一のラージアンサンブルまで20名ほどのメンバーで活動している。定期演奏会の開催や、地域での各種イベント出演、吹奏楽連盟主催のアンサンブルコンテストに出場している。今回は、サクソフォン5名によるアンサンブルをお届け。

当日予定プログラム
オープニング演奏

こしの都塾

講話


過去の活動履歴

クラブ会員について
「地域歴史文化の伝承」「平和の継承」「国際交流」の3つの意思を次代へ繋げてゆこうと誕生したのが「こしの都クラブ」。現在来年度会員を募集しています。かつて大いに栄えた越の国の歴史・文化などについて学び、会員同士の交流を図ります。「こしの都」を愛する人ならどなたでもお気軽に入会できます。この機会に是非、ご入会をお待ちしています。
会費:年/1,500円

お申込・お問合せ
〒915-8588
福井県越前市塚町101
こしの都ネットワーク
【電話】0778-51-0101(平日9:00~17:00)